2012年9月10日
Vol.99 NY食事情2012
この夏、アレルギっ子の小猿(息子8歳児)と小豚(娘5歳児)を連れて、ニューヨークに行ってきました。
ほとんど英語のできない私は、“アレルギっ子を連れて食事ができるのか?”と、不安をかかえながら行った5泊7日でしたが、まぁ、なんとかなるもの(ほんとになったのか?)(笑)。
今回は、そんなNYの食事情をレポートいたします。
あくまでも、私の個人的意見ですので、あしからず。たかだか5日でしたし(笑)。
● マンハッタンで笑ったもの。
学生の卒業旅行以来のNY。
マンハッタンを歩いていて、1?年前には見かけなかったもの。
それは、ラーメン屋ののぼり(笑)。
しかも、「RAMEN」と書かれている店は、まだいい方で、「ラーメン」と、カタカナで書いてある店もある。
どうも、日本のラーメン屋で修行したシェフがだした店が火付け役となり、今、NYでは、ラーメンが熱いらしい。
更には、マクロビレストランのヌードル店までありました。
味噌、醤油、カレー、黒ゴマ、白ゴマのスープが選べます。
普通に、おいしいラーメンでした(笑)。
● 老舗のステーキハウスは、やはりおいしかった。
やはり、NYに来たからには、と、ブルックリンの老舗のステーキハウスの支店に行ってきました。
ブルックリンの店は創業100年以上の歴史があり、平日でも予約がなかなかとれないとか。
まずびっくりしたのが、どでかい、トマト。
スライスしたトマトをお皿に配ってくれるのですが、それが、1枚で、お皿がいっぱいになるほど(直径15cmくらい!!)でかい。
おいしいか、どうかは別として、どっしりとした食べ応えのあるトマトでした(笑)。
そして。出ました、これぞ、Tボーンステーキ。
うちの小猿は、“骨の形が、ほんとにTだ!!”と感動しながら、しゃぶりついていました。
ステーキには、ソースがついてきますが、ちょっと甘めのBBQソースのようなもの。
私的には、塩コショウだけの方が、お肉の旨味があって、おいしかったと思います。
残ったお肉やポテトは、ザッザーッと雑ではありますが、アメリカンスタイルで、ドギーバッグ(お持ち帰り袋)に入れてくれます。
このお肉は、次の日に温めて食べても、やわらかくておいしく、再感動。
ちなみに、車で来る人が多いのか、ビールを飲んでいる人が少ない。
水で、お肉や、ポテトを食べていました。
アメリカのイメージとちょっと違って、びっくりしたこと、その2。
● マンハッタンの韓国料理とポートワシントンの中華料理
これも一概にはいえない、たまたま行ったお店がこうだったのかも知れませんが、韓国料理店に入ると、なぜか、ホテルの立食パーティのところにあるようなお寿司のコーナーが。
店員さんは、“SUSHI?or BBQ?”と。
結局どっちも一緒に食べられるんですけどね。
焼肉と、お寿司が一緒に食べられる専門店なんて、NYらしいなぁと思った私でした。
ちなみに、焼肉は、BBQなんですね。
これも、初耳。
すみません、無知で(笑)。
中華料理店も、専門的な中華料理のメニューの最後のページに、SOBA、TENPURA…。
なので、普通に中華料理を頼んだ後、天ぷらも頼んでみました。
盛り合わせの天ぷらは、山盛りで、フリッターのよう…。
やはりNYらしく…と思っちゃった私です。
ちなみにこの店で、おいしかったのは、オレンジチキン。
中華風な鶏の唐揚げの甘酢あんにオレンジ果汁が入った感じ。
なんだか、さわやかで、うちの子供たちもお気に入り。
今度うちで、作らなくてはいけないことになっています…。
● 食の表示は、ほとんど一緒、いや、日本より…?。
食材を買うと、裏には、もちろん、食材表示がされています。
INGREDIENTS:は、いわゆる原材料名。
そのあとに、ALLERGY NFORMATION:とアレルギー表示が続きます。
そこにアレルゲンの表示がされているので、非常に分かりやすく、また、MAY CONTAIN PEANUTSとか、Made in a PEANUT FREE factory など工場でのコンタミがあるかも、非常にわかりやすく書かれています。
また、うち的(卵・乳アレルギー)に楽だったのは、FOR VEGANとヴィーガン用と記されている商品があること。
ひまわりの種のペーストや、豆乳のバターなど、ヴィーガン用製品が普通のスーパーにも多く売られ、いいなぁ、と思う商品だらけで…。
冷蔵品は、さすがに買ってこれなかったんですけどね。
話は変わりますが、NY名物、露店のホットドックのお店には、ポークだけでなく、ビーフのソーセージやチキンのソーセージのホットドック店がありました。
いろいろな宗教をもった人がいるNYならではの食事情ですね。
そんなこんなで、5日間、なんとか過ごしてまいりました。
おもしろいこと、いいことづくしでしたが、ちょっと残念だったこと。
機内食。
飛行機くらいは、と、安心して日本語が話せるA●Aで行きました。
事前に、アレルギーのことを話したら、機内食にアレルギー食を出して頂けるとのこと。
すごいなぁ、と感心して手ぶらで乗り込んでしまったのが、間違えで…。
アレルギー食のお粗末なこと。
1食目は、ぺらぺらのうすいハンバーグと白いごはん、そして、大人でも食べきれないであろう山のようなひじきの煮物…。
そして、2食目の朝ごはんは、チョコレートのケーキとクッキー…。
1食目にパンもついてきましたが、温めていない米粉パンは、食べられたものではなく…。
13時間の飛行で、小猿と小豚はお腹をすかせ…。
ま、何も持ち込まなかった私が悪いんですけどね。
おにぎりくらいあるとうれしいのになぁ。
そうそう。
いろいろいったお店で、1番恐くて冷たかったのが、マクドナルド…。
マクドナルドのスマイル¥0は、日本だけ…?(笑)
ま、これも、人によるんでしょうけどね。
石田義昭『飲食店繁盛ダネ!』
“繁盛仕掛け人”石田義昭が飲食店開店の秘訣から売上増進の策および、日本各地の販売促進事例をわかりやすく解説、紹介します。
井上奈々子の『食の豆々知識』
飲食店における重要なメニューの考え方、作成方法、そして商品開発の極意など、繁盛につながるヒントを余すところなく紹介します。
KAZU石田の『飲食店現場の眼-小さな気づき-』
実践コンサルタントが各地を回りまさに“事件は現場で起きている”を心に目を光らせ、見つけた問題点を鋭く指摘、改善を容赦なく進言、普段の行動の様子を紹介します。
飲食店経営のあらゆる
お悩み、相談、ご質問をお受けします