石田義昭の【飲食店 繁盛ダネ!】その136

「タバコをやめて酒を控えないとなあ。」

顔が黄色く見えたらしく、娘からなんだか真剣に身体を心配されて出た言葉です。

「あら、あなたって娘から言われると素直ねえ。

あたしなんかいつも言っているでしょ。

聞いちゃいないんだから。」

すかさず奥神様。

「ちっ、君はいつも吸うな、飲むな、食べるなの引き算なの。

まゆ(娘です)は、薬屋から1万円のサプリを買ってきてくれて飲みなさいと言ってくれてプラスなのね。

そりゃ聞いちゃうでしょ。」

「グーで殴るわよ。」

てなことがありまして、一応身体を気にしていたら、今度は「先生、お歳はいくつになられましたか?実は身近な方が突然・・・」なんて顧問先の社長からのご心配が。

ここのところ有名人の突然の訃報や病気のニュースが多くて、自分もですが皆さん敏感なのかもしれません。

ただ、気をつけるに越したことはありませんね。

 

『事業主は木を植えし人では終われない』

私の顧問先はもとより経営者は精神的にも肉体的にもタイヘンな毎日を送っています。

業者との交渉、スタッフへの気遣い、事業所周辺との付き合い、月末の経費支払い、給料の支払い、そしてそれらの原資となる売上げの増大に関するアイデア創出、利益確保のマネージメントと心も身体も休まることがありません。

うまく行ったかとホットすると今度は税金がやってきます。

節税しようと思うと最近の税理士の多くは、お国に顔を向け我々に背を向ける「払わせる税理士」となって説得してきます。