KAZU石田の『飲食店現場の眼-小さな気づき-』  Vol.11

先日の金環日食や5月22日に開業したスカイツリーの話題などに伴い、世間では、ワクワクする出来事で明るい雰囲気が流れたりして、いい感じですよ。

見通しが明るくなることを期待したいですね。

 

今回、問題のある店舗相談でのケースですが、お客様アンケートの中に客席が窮屈だとの回答が多く見受けられるとの事。

オーナー曰く、テーブルサイズや配置・席間隔も充分なのに何故?

テーブルに着席すると直ぐに発見、気がつきました。

なんと、卓上にカスターセットを始め、卓上スタンドや、メニューブック又無駄に多くの卓上POPがテーブル一面に幅を利かせているのです。

お客様の要望を全てカバーしたいが為なのでしょうが、調味料類がフル装備(有りすぎ)だったり、あれもこれも売りたい、知らせたいという事で古呆けた卓上POPが散乱(そう感じる)しているのです。

備品類のサイズの見直しやタイムリ-に知らせたいポップの選定などが必要でしょう。

その場でミーティングを行いすぐに改善すると、テーブル上がスッキリして随分と居心地感が変わりました。

視覚で感じる窮屈感そんな事にも気をつけてみましょう。

視覚の他に聴覚でも気づいていない例をあげて見ましょう。

接客の1つでもある電話応対にも気をつけて欲しいものですね。

今は社長や責任者などスタッフとの社内間の連絡等は携帯電話での使用で店舗の電話をあまり使わないようですが、スタッフの電話応対をキチンと把握していますか?

店舗の電話は、問い合わせや予約のお客様、また取り引き先との大事な接客の場面でもあるのです。

店の安心や信頼を作る一つの場面ですから目を向けなければいけませんね。

接客教育の忘れがちになっている点に感じます。?

責任者は時に自店に電話をしてみる事をお勧めします。

電話は、顔(表情)が見えないので、お客様はその電話応対がしっかりできていないと不安です。

特に新規のお客様は不信に感じるのです。

スタッフが皆、明るい声のトーンや笑顔声で応対出来ているでしょうか?

電話応対トレーニング忘れていませんか?

早速 TELしましょう。