「出来映え」の重要性 (3)
今回は出来映えを徹底させるために必要なツール、「チェックリスト」について詳しく解説して参ります。
まずチェックリストの例を示してみます。
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S/C…セルフチェック |
このチェックリストのチェック方式としては、○×もしくは5段階評価などが考えられますが、5段階評価の方がより詳細なチェックが行えます。
5:いつも確実に実行できる
4:ほぼ確実に実行できる
3:できる時とできない時がある
2:ほとんど実行できない
1:全く実行できてない
このようにチェックすると今後の課題もより明確になりますし、昇給や昇格の際の公平で有力なツールとしても使えます。
また、例にあげたポジションやオペレーションについてのことだけでなく、ルールの遵守やモラルについてまた、出勤率、出勤状況、クレンリネスについてなどにもチェックするとより明確な指針になります。
チェックリストは、まず、各人がチェックしてから、店長など上長がチェックし、その後フィードバックして、自身の評価と上長の評価のズレを理解する機会を持ちます。フィードバックする際は手渡すだけでなく、ミーティングを交えて行い、できている項目については評価し、できていない項目についてはどうやったらできるのかを話し合う機会を持ちましょう。また、今後の目標を立てるのにも役立つので、各人のやる気をアップさせることにもなるのです。
なお、チェックリストの項目は、必要に応じて各スタッフの意見やアイデアを聞きながら常に練り直していくことも大切です。常にブラッシュアップし、そしてそれを全スタッフに徹底していくことで自店のアイデンティティもより強力になりお客様にとっての価値になっていきます。