2015年2月10日
Vol.128 アレルギー対応ドーナッツ
1月21日より、ミスタードーナッツから、アレルギーに配慮したドーナッツが発売されました。
「ふかふか焼きドーナツ」。
ので、早速もちろん買ってみました。そして食べてみました(笑)。
今回は、その食レポ(?)です(笑)。
すでに、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県で先行販売されていたようですが、この度、全国販売へ。
アレルギー特定原材料 7品目(小麦・乳・卵・そば・落花生・えび・かに)を一切使用していません(特定食材ではりんごを使用)。
米粉を使用し、やさしい甘さの味わいに仕上げました、とのこと。
冷凍した状態で販売し、常温で2時間解凍してから食べられるため、基本的にはお持ち帰りむきです。
来店2時間前までに店舗へ連絡すれば、解凍に対応してくれるとのことでしたので、もちろん、電話してお願いしてみました(笑)。
指定した時間に行き、名前を言うと、解凍してあるらしいドーナツがお皿の上に袋ごと提供。
袋ごと提供の方が、安心は安心。
ですが、ちょっと残念。
袋を見ると、ん?どこかで見たことのあるような…?
もぐもぐ工房のドーナツじゃないですか。
もぐもぐ工房とは、株式会社アレルギーヘルスケア(奈良県桜井市)が使用する原材料・製造方法にも注意を払った工場で製造しているアレルギー対応のおかしです。
うちの息子が、重度のアレルギーだった際、大変お世話になっていたサイトのもので。
ん~、やはり、これなら安心は、安心。
ですが、ちょっとつまらん。
ま、味は、わかっていましたが、とりあえず、食べてみました。
久々な味(笑)。
やはり米粉のドーナツだなぁ。
ついでに、新しいもの(解凍されていないもの)もテイクアウトしてみました。
帰って、2時間常温解凍した後、100℃のオーブンで10分。
やはり、温めた方が、米粉のおかしは絶対おいしい。
常温でも、全然食べられますけどね。
普通に。自分の家で焼いた米粉のものは、冷めると固くなってしまうのですが、このドーナツは冷めても食べられます。
が、やはり、温めた方がおいしいし、温かいうちなら、自分で作った方が、絶対おいしい。
この辺が、まだまだ難しいところですね。
しかも、レンジはすぐに固くなるのでおすすめできません。
ミニサイズ2ヶ入り 432円(税込)。
サイトで販売している価格と同じです(笑)。
送料がかからない分、ミスタードーナツが近ければ、こちらで購入した方がいいですね(笑)。
というのは冗談ですが、アレルギーっ子にしてみれば、みんなと一緒にドーナツが買える、食べられるということはすごくうれしいこと。
この試みは、本当に素晴らしいと思います。
ただ、アレルギー対応食品の製造は、命にかかわることなので、大変なのはわかってはいるのですが、ミスタードーナツのノウハウをいかして共同開発などされたドーナツを期待しています…。
昨年には、モスバーガーにて、低アレルゲンメニュー、「米粉のもちもちバーガー ポーク」(330円)と「米粉もちもちドッグ ポーク」(360円)が発売されました。
以前から「ライスモスバーガー ポーク」(230円)は販売されていましたが、バンズ(パン)を使用したものは初めて。
こちらは、店内で最終製造されて提供されます。
異物混入などで問題が多い食業界、命に係わるアレルギー対応食品の提供は、更に消極的になりそうですが、アレルギーっ子のために、ファストフードこそ、取り組んでほしい問題ですね。
でも、上記、冷凍されたままのドーナツを購入した際、解凍時間も解凍方法も何もコミュニケーションなく袋に入れて手渡され。
これでは、アレルギー対応ドーナツが、棚に陳列された状態で提供されるのは、まだまだなのかなとちょっと残念に思ったのでした。
参考:ふかふか焼きドーナツhttp://www.misterdonut.jp/m_menu/new/141029_001/
石田義昭『飲食店繁盛ダネ!』
“繁盛仕掛け人”石田義昭が飲食店開店の秘訣から売上増進の策および、日本各地の販売促進事例をわかりやすく解説、紹介します。
井上奈々子の『食の豆々知識』
飲食店における重要なメニューの考え方、作成方法、そして商品開発の極意など、繁盛につながるヒントを余すところなく紹介します。
KAZU石田の『飲食店現場の眼-小さな気づき-』
実践コンサルタントが各地を回りまさに“事件は現場で起きている”を心に目を光らせ、見つけた問題点を鋭く指摘、改善を容赦なく進言、普段の行動の様子を紹介します。
飲食店経営のあらゆる
お悩み、相談、ご質問をお受けします