2014年7月8日
Vol.36 見えない敵!臭いが招く悪印象
早いもので、今年もあっという間に半分が過ぎ、「待ってました!」の夏シーズンスタートです。
不思議な物で梅雨からのじめじめから一転、夏って街も人の気分も開放的になったりしますよね。
サービス業も何だか夏シーズンは、ワクワクしませんか?
さて、この夏に向け飲食店の注意点について話したいと思います。
目に見えない恐い話です。
オカルト話?
いいえ、気を抜けない事なのです。
そう、飲食店において大敵な嫌な「臭い(におい)」の話です。
字のごとく臭い(くさい)と書きますね。
飲食店へ行った時こんな経験はないでしょうか。
あれっ?
何か臭いねって事は。
梅雨時期から初夏にかけてのジメジメした時の店内環境の不備による不快な臭いや、エアコンの清掃不足によるカビ臭さ、グリストラップ・油の臭いなど、この時期は特に不快と感じる臭いが発生しやすくなっています。
心当たりはないでしょうか?
毎日、店舗業務をしていると麻痺してしまい、なかなか気がつかないものです。
特に従業員は仕込みから厨房に入っていることもあり、お客様より麻痺している状態なので気が付き難い。
目に見える物ならまだ、気をつければ改善できますが、臭いに関しては気づきにくいうえ、一番敏感に感じる事ですね。
また、臭いの厄介なところは個人差があることで、人によっての感じ方もあり、臭いがキツい・弱いもあります。
食欲を減退させる臭いと感じる方もいらっしゃるはずです。
お客様は、扉を開けたその瞬間に反応しています。
笑顔でお客様をお迎えしても、目に見えてない敵のせいで、マイナスのカウントが入ってしまっているのです。
室温の高い厨房からの流れてくる臭いや、なかなかトイレまで空調設備が追いつかない店舗も多いはずですから意識を高く持ち厨房の排水口やトイレの狭い空間の消臭など、今一度点検しましょう。
また、テーブルダスターも要注意です。
綺麗に拭いたにも関わらず、臭いと感じた事はありませんか?
こまめに洗わず、雑菌が増殖したダスターで拭いていては臭うはずですね。
その上にお料理が運ばれます。
皆さん、想像してみてください。
“怖い”ですね。
来店頂いたお客様に料理や接客以前にマイナス評価になる事は避けたいものです。
特にエアコンの不快臭は、最悪ですよ。
臭いから匂いの意識を持って店内を改善してみましょう。
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