Before 根菜のカルボナーラ(再現):
先日、あるファミリーレストランの秋のおすすめメニューに、あったものです。
メニューの写真にびっくり。でてきて更にびっくり。
ごろごろと切った根菜(さつまいも、にんじん、ごぼう、れんこん)がカルボナーラの上にのり、更に、カルボナーラのクリーミーさが根菜には弱く、絡み合わず。
After 根菜のカルボナーラ:
野菜の切り方の基本は、大きさをそろえること。そして、パスタの具の場合は、麺にからむような細さにすること。根菜を具にした場合、根菜の食感をいかすため、他の具よりは太め(大きめ)に切ったりもしますが、それでも、Beforeの場合は大きすぎて、麺と合いません。
また、根菜は、もそもそとするため、普段のカルボナーラよりも生クリームを多めに、よりクリーミーに仕上げた方が、よく合います。
上記をふまえたら、玉手箱をひっくり返したような、かわいいパスタができました。
NO'2 根菜のオーブン焼き
Before 根菜のオーブン焼き(再現):
これも、あるファミリーレストランのメニュー。
カルボナーラの食材を回しているのかもしれませんが、乱切りにすると、どうしても和食の煮物のイメージがぬぐいきれません。
また、鉄板にのせて、オーブンで焼き上げて提供されますが、オーダーからの時間を考えても、1から焼き上げることは不可能で、温めなおしの場合、堅く、ぱさつきが目立ちます。
更に、びっくりなことは、これに、紫いものソースが付きます。いもにいものソースは...。
After 秋野菜のグリル:
少し、薄めに切って、グリルで焼き上げてはいかがでしょうか。オーブンの温めとほぼ同じ時間で、こちらの方がイモ類はホクホクに、レンコンなどはシャキシャキと歯ごたえよく仕上がります。
ソースは、オイル系のドレッシングなども合いますが、秋はちょっとクリーミーに、ヨーグルトと生クリームなどのソースがおすすめ。
フレッシュな野菜は、口直しの意味もあり、ちょっと添えるとグリル野菜が引き立ちます。