このコーナーは消費者の高まる健康志向のなか、飲食店で提供する「体が喜ぶ健康的なメニュー」にスポットをあて、
ダイエット、アンチエイジング、アレルギー対策・美肌効果・骨粗しょう症対策、冷え性対策など様々なテーマでのメニューを毎月お届けします。是非、元気になるお店創りにお役立てください。
夏の疲れた身体にトマトたっぷりピビム麺定食
~ビタミン、コラーゲンで肌の疲れも解消!!~
トマトたっぷりピビム麺 鶏スープ付き(530kcal 塩分4.2g)
ピリッと辛く、冷たいピビム麺は、食欲がでない暑い夏にもぴったり。
タレであえた麺と、キムチ、牛しゃぶ、そしてたっぷりのトマトと、食感のよい豆もやし、きゅうりをよく混ぜて、更にさっぱりといただきます。
クーラーなどで冷えた身体を温めるためにも、温かいスープでほっと一息。
<ピビム麺>
食感がいい食材を使うことで満腹感がアップします。
にんにく、ごまの組み合わせは、夏バテ対策にばっちり。
牛肉は赤身肉を使用することで、カロリーが抑えられるだけではなく、不足すると疲れやすくなる鉄分も取れます。
トマトやきゅうりなどの夏野菜は、肌のダメージを回復させるだけでなく、夏特有のむくみにも効果あり。
冷麺(半生麺) |
100g |
タレ |
|
牛ももしゃぶしゃぶ肉 |
40g |
コチュジャン |
20㏄ |
キムチ |
40g |
醤油 |
10㏄ |
トマト |
70g(小1ヶ) |
酢 |
10㏄ |
きゅうり |
30g(1/3本) |
砂糖 |
5g |
豆もやし |
50g |
にんにく(おろす) |
3g(1/2かけ) |
白髪ねぎ |
10g |
ごま油 |
5㏄ |
赤唐辛子 |
少々 |
レモン(しぼる) |
少々 |
- トマトは湯向きをして、さいの目に、きゅうりはせん切りに切る。豆もやしはさっと湯通しする。
やわらかさを残すため、牛肉は低温(70℃くらい)でさっと湯通しし、ピンク色に仕上げる。
- 麺を茹で、冷水でもみ洗いし、よく水気を切ったら、合わせておいたタレで和える。
- 器に、②の麺、キムチ、牛肉、白髪ねぎ、赤唐辛子、別の器にトマト、きゅうり、豆もやしをそれぞれ盛り付ける。
<コラーゲンたっぷり鶏スープ>
冷たいものと温かいものの組み合わせは、食欲をそそります。
具はビタミン豊富なにらを浮かべて。
鶏スープ |
120㏄ |
*鶏手羽と青ねぎでとったもの |
にら |
3g |
|
塩 |
少々 |
|
- 温めた鶏スープは塩で味を調え、きざんだにらを加え、器に盛り付ける。
低アレルギーメニュー(卵・乳・麦・落・そば・えび・かに不使用)
授乳中のお母さんにもうれしい 冷たいベトナム風鶏うどん
冷たいベトナム風うどん(卵・乳・麦・落・そば・えび・かに不使用)
米粉の麺は水気を切るとすぐにべたべたくっついてしまいます。扱いづらいためか、低アレルギーメニューには、あわやひえを使用したミートソーススパゲッティくらいしか麺類を見たことがありません。
しかし、やはり夏は、冷たい麺をつるつるっと食べたいもの。
今回は、妊娠中や授乳中で除去しているお母さんでも、おいしいと思える冷たい麺を提案します。
うどんと同じように提供すると、やはりちょっと違和感を覚えるため、ここは和えて、フォーのようにベトナム風に。
完全なお子様メニューとして提供するのであれば、香味野菜はひかえて、茹でたほうれん草などの変えてもよいかもしれません。
フォー |
70g |
鶏もも肉 |
60g |
塩・コショウ |
少々 |
鶏スープ |
100cc |
ナンプラー |
15cc |
*または、低アレルギー用醤油(小麦不使用) |
塩 |
少々 |
白髪ねぎ |
適宜 |
万能ねぎ |
適宜 |
みつば |
適宜 |
レモン |
1/8ヶ |
*好みで赤唐辛子などの香辛料を添える。 |
- フォーは水につけて戻し、水気を切っておく。
- 鶏肉は、塩・コショウをした皮目を焼きつけ、鶏スープでコトコトと火を通す。あく、脂をすくい、ナンプラー、塩で味を調え、冷たく冷やしておく。
- ①のフォーを茹で、ざるにあけ、流水でさっと洗い、水気を切る。
- 器にフォーを盛り付け、スープを注ぎ、鶏肉、薬味、レモンを飾る。