このコーナーは消費者の高まる健康志向のなか、飲食店で提供する「体が喜ぶ健康的なメニュー」にスポットをあて、
ダイエット、アンチエイジング、アレルギー対策・美肌効果・骨粗しょう症対策、冷え性対策など様々なテーマでのメニューを毎月お届けします。是非、元気になるお店創りにお役立てください。
クリスマスだって500kcal
ビーフシチュー定食 567kcal
クリスマスには、ビーフシチュー定食 567kcal
ルーを使わず、牛すね肉を赤ワインとトマトで煮込み、カロリーを抑えました。あっさりとしたシチューには、生クリーム、バターたっぷりのじゃがいものピューレがコクを補います。
塩茹でしたブロッコリーとカラーピーマンはお口直しにそのままでも、また、ビーフシチューやマッシュポテトにつけても!!
ナイアシン、ビタミンB6、Cを多く含み、年末の暴飲暴食にも効果的。
ビーフシチュー定食 567kcal 塩分3.04g
<ビーフシチュー>
牛すね肉は、まずは赤ワインだけで煮込み、コクをだします。具はにんじんをごろごろと。甘さがひきたちます。
(材料4人前)…牛すね肉 400g、にんじん(乱切り) 1本、玉ねぎ(みじん切り) 1ヶ、
にんにく(みじん切り) 2かけ、赤ワイン 400㏄、トマト缶 1缶、ブイヨン 適宜、
ローリエ 2枚、バター 30g、小麦粉 30㏄、醤油 15㏄、ウスターソース15㏄、
塩・コショウ 少々
- フライパンでバターを熱し、塩・コショウし、小麦粉をまぶした牛肉の表面を焼く。焼き色がまんべんなくついたら、鍋にうつし、赤ワイン(350cc)を加え強火にかける。あくをとったら弱火にし、半分の量になるまで煮込む。
- ①のフライパンにバターとにんにくを入れて火にかける。玉ねぎを加えて焼き色がつくまで炒め、①の鍋に加える。フライパンに残り50㏄の赤ワインを加えて火にかけ、肉汁をこそげ落とし、鍋に加える。さらに、トマト缶、とブイヨンをひたひたに入れ、ローリエも加え、ふたをして2時間煮込む。
- にんじんを加えてやわらかくなるまで煮込み、醤油、ウスターソースを加えて味を調える。
<じゃがいものピューレ>
クリーミーでなめらかに仕上げるために、裏ごしは必須。シチューに加えると絶品です。
(材料)…じゃがいも 50g、牛乳 50㏄、生クリーム 3㏄、バター 2g、塩・コショウ少々
- じゃがいものは、皮をむき、茹でて熱いうちに裏ごしをしておく。
- 牛乳、生クリーム、バターを鍋に入れ火にかけ、沸騰したら①のじゃがいもをいっきに入れる。弱火でかきまぜながら、ぽってりとするまでゆっくりと練り上げる。塩・コショウで味を調える。
<ブロッコリーとカラーピーマン>
野菜のステッィクサラダのような感覚で。
(材料)…ブロッコリー(塩茹で) 50g、赤ピーマン 10g、黄ピーマン 10g
作り方は省略。
低アレルギーメニュー
クリスマスにチキンの豆乳ホワイトシチュー
クリスマスにチキンの豆乳ホワイトシチュー(卵・乳・麦・そ・落不使用)
ルーを作らず、じゃがいもと、片栗粉でとろみをつけます。アレルギー用特定食品も使わないので、簡単にアレルギーメニューができるのがおすすめ。
クリスマスのメニューにぜひ。
<チキンの豆乳ホワイトシチュー>
8×18cmパウンド型1台分
(材料)…鶏手羽元(*1) 2本、にんにく 少々、玉ねぎ 20g、じゃがいも 100g、豆乳 50g、にんじん 30g、
ブロッコリー 20g、片栗粉 少々、白ワイン 少々、なたね油 5㏄、塩・コショウ 少々、ローリエ 1枚
*1 骨付き肉を使用すれば、ブイヨンは必要なし。小さなお子様を考えるならば、鶏もも肉を使用。その場合、アレルギー用ブイヨンなどを使用する。
- 鶏手羽元は、食べやすいよう、骨と肉の間に切り込みを入れ、塩・コショウしておく。じゃがいもは、皮をむき、一口大に切っておく。
- フライパンになたね油、にんにくを入れ火にかけ、香りが出てきたら玉ねぎを加えて透明になるまで炒める。①の鶏肉とじゃがいもを加える。
- 食材に油がまわったら、ローリエと水をひたひたに加え、肉と野菜に火が通るまで、20~30分煮込む。
- 豆乳を加え、塩・コショウで味を調え、白ワインで溶いた片栗粉でとろみをつける。茹でて型抜きしたにんじん、ブロッコリーを盛り付ける。
*豆乳は入れたあと、沸騰させると分離するので注意する。