このコーナーは消費者の高まる健康志向のなか、飲食店で提供する「体が喜ぶ健康的なメニュー」にスポットをあて、
ダイエット、アンチエイジング、アレルギー対策・美肌効果・骨粗しょう症対策、冷え性対策など様々なテーマでのメニューを毎月お届けします。是非、元気になるお店創りにお役立てください。
野菜たっぷり旨辛鍋
きのこたっぷり黒酢の酸辣湯鍋(1人分) 366.0kcal 塩分2.24g 野菜240g
激辛 ひき肉キャベツ鍋(1人分) 338.5kcal 塩分20.4g 野菜320g
今年は、辛みのある鍋を2種用意しました。自分で調整できる鍋と、ほんとに好きな人しか食べられない激辛鍋。
ともに、身体を中から温め、うるおいを与え、デトックス効果抜群、美肌効果も期待できる鍋です。
豚肉と野菜をたっぷりとって、疲労も回復。免疫力もあげて、かぜをひかずにこの冬を乗り越えましょう。
<きのこたっぷり黒酢の酸辣湯鍋>
自分の器にお好み量の白コショウ、黒酢、そして薬味の長ネギを入れて、鍋のスープを注ぐのがポイント。辛さや酸っぱさをお好みで調整できるだけではなく、酸味、辛味も引き立ちます。辛いものがお好きな方は、具をとってから、更にラー油をたっぷりとかけてどうぞ。
〆は、ラーメンももちろん合いますが、玄米ごはんで雑炊もおすすめ。卵を入れると、まろやかになるとともに、更に身体を温めて潤いを与えます。
(材料2人前)…豚ばら肉 140g、小松菜 200g、きのこ(しいたけ、えのき、まいたけ合わせて) 200g、
筍水煮 60g、絹ごし豆腐 100g、長ネギ 40g、生姜 5g、鶏ガラだし 1ℓ、鷹の爪 2本、
醤油 80cc、酒 80cc、白コショウ、黒酢、ラー油 適宜
- 鍋に、鶏ガラだし、酒、醤油、鷹の爪、せん切りにした生姜を入れて火にかける。
- 豚ばら肉、小松菜は適当な大きさに、きのこは、ほぐし、スライス、筍はくし切りにする。豆腐は、拍子木に切る。①の鍋に加え、煮る。
- 各自の取り皿に、白コショウ小さじ1/4、黒酢 小さじ2、長ネギのみじん切りをお好みで入れる。②のスープを注ぎ、具をとる。お好みでラー油をかけて食べる。
*〆にラーメンを作る場合は、ラーメンを鍋に入れ、溶きほぐした卵を加えて火止める。器には、上記のように味を付けスープを注いでおき、ラーメン取り分け、ラー油をかけて食べる。
<激辛 ひき肉キャベツ鍋>
台湾風ラーメンが一時流行りましたが、それを鍋に。スープの中にひき肉が入っていますので、野菜と一緒に取りながら召し上がります。
やはり、締めは、台湾風ラーメンでどうぞ。
(材料2人前)…豚ひき肉 160g、キャベツ 200g、もやし 200g、にら 100g、赤パプリカ 1/2ヶ、しいたけ2ヶ、
にんにく 1かけ、しょうが 1かけ、長ネギ 20g、ごま油 小1、豆板醤 大1~2、
コチュジャン 大2、 ナンプラー 適宜、鶏がらだし 1ℓ
- 鍋にごま油とにんにく、しょうがのみじん切りを加え、火にかける。香りがしてきたら、豚ひき肉を加えて、炒める(それほどほろほろにほぐさない方がいい)。豆板醤、コチュジャンを加えて、油が透明になるまで、更によく炒め、長ネギのみじん切りを加える。鶏ガラだしを注ぐ。沸騰したら、ナンプラーで味を調える。
- キャベツは、くし切りに、にらは3cm、赤パプリカ、しいたけは、スライスする。
- ①に②の具を入れ煮込む。
*〆にラーメンを作る場合は、鍋にラーメンを加え、にら(分量外)と長ネギ(分量外)のみじん切りを加え、器にとり分ける。
低アレルギー・マクロビメニュー
(卵・乳・小麦・落・そば・えび・かに不使用 *大豆不使用)
米粉とココナッツオイルのハロウィンクッキー
米粉とココナッツオイルのハロウィンクッキー(卵・乳・小麦・落・そば・えび・かに不使用 *大豆不使用)
年々ハロウィンが日本にも浸透し、大きなイベントになりつつあるように思いますが。
かぼちゃのパウダーと紫いものパウダーを使用した、ココナッツオイルのしっとりとしたクッキーを焼きました。
アイジングやチョコは、乾くのに時間がかかるので、ラッピングする場合は気をつけて。
かぼちゃのクッキー
(材料約12ヶ分)…米粉 50g、アーモンドプードル 15g、甜菜糖粉末タイプ(なければ粉糖で) 15g、
かぼちゃパウダー 10g、ココナッツオイル 30g、水、30cc、かぼちゃの種 適宜、
製菓用チョコレート(乳不使用なもの) 適宜
- 米粉、アーモンドプードル、かぼちゃパウダー、甜菜糖をボウルに入れ、ココナッツオイルを加え、手でこすり合わせるように、粉チーズ状になるようにまぜる。水を加え、ゴムべらで切るように混ぜ合わせ、手で焼く1つ15gに丸める。お好みで竹串で、線を入れ、かぼちゃのたねを上に刺す。
- 180℃のオーブンで5分、130℃に下げて、15分焼く。
- 完全に冷めたら、チョコレートを湯煎でとかし、クッキングシートでつくった絞り袋に入れて、かぼちゃに顔を書く。
*紫いもクッキーの場合は、かぼちゃのパウダーを紫いもにかえ、松の実やクコの実などで目を付け、焼く。
粉糖(分量外)にほんの少しの水分を加え、よくすり混ぜ、絞り袋に入れて、顔を書く。
*ココナッツオイルは、20℃を過ぎると溶けてくるので、室温は20℃以下の方がやりやすい。だれてくるようだったら、一度生地を冷蔵庫に入れて冷やすと扱いやすい。