このコーナーは消費者の高まる健康志向のなか、飲食店で提供する「体が喜ぶ健康的なメニュー」にスポットをあて、
ダイエット、アンチエイジング、アレルギー対策・美肌効果・骨粗しょう症対策、冷え性対策など様々なテーマでのメニューを毎月お届けします。是非、元気になるお店創りにお役立てください。
この冬のおすすめしゃぶしゃぶ 2種
この冬のおすすめ 香辛料をきかせたしゃぶしゃぶ 2種
黒コショウたっぷりの大根とセロリとぶりのしゃぶしゃぶ 217kcal(1人前)
薬味スパイスで食べる 豚辛しゃぶしゃぶ 204kcal(1人前)
ぶりのしゃぶしゃぶは、昆布だしにたっぷりの日本酒を加え、黒こしょうをきかせました。ぶりといえば、大根。更にセロリのせん切りも加えました。魚特有の臭みを感じず、脂たっぷりのぶりもさっぱりと食べられます。
人気高い、豚のしゃぶしゃぶは、韓国風の辛いスープに、にんにく、ごまなどの薬味スパイスをきかせました。豚肉はもちろん、野菜がおいしく食べられるスープです。
ともに、野菜はたっぷり、魚やお肉と一緒に、さっとスープにくぐらせて食べられますので、ビタミンCもこわされづらく、ビタミンたっぷり、ナイアシンたっぷり。香辛料いっぱいで、身体も温まります。
お酒の席が増えるこれからの季節にぴったりのおすすめ鍋です。
黒コショウたっぷりの大根とセロリとぶりのしゃぶしゃぶ 217kcal 塩分2.8g(1人前)
ブリは、煮るとくづれやすいので、少し厚めに切るのがポイント。黒コショウは、おもいっきりいっぱい
ふって下さい。
〆は、稲庭うどんのような、細い面がおすすめ(カロリー分量外)。
(材料2人前)…ぶり(薄切り) 160g、大根(せん切り) 150g、セロリ(葉も一緒にせん切り) 150g、
しめじ 60g、すだち 適宜、昆布酒だし* 1L、醤油 15㏄、塩 適宜、黒コショウ 適宜
*昆布酒だし:鍋に水と酒を同量入れ、昆布を加えてだしをとったもの。
- 鍋に昆布酒だしを入れ、沸騰したら、醤油、塩で澄まし汁程度に味を調え、黒コショウをたっぷりとふる。器にぶりと野菜をもりつける。
- 野菜とぶりをさっとスープにくぐらせ、スープとともに、すだちをお好みでしぼって食べる。
薬味スパイスで食べる 豚辛しゃぶしゃぶ 217kcal 塩分2.5g(1人前)
スープは味が濃そうですが、野菜から水分がでるので調度よくなります。弱火で沸騰させない程度で
野菜と肉をくぐらせるようにしてください。
〆は、薄切りのおもちがおすすめです(カロリー分量外)
(材料2人前)…
豚ももしゃぶしゃぶ肉 160g、三つ葉(5cm) 1束、ニラ(5cm) 1束、
白ねぎ(せん切り) 1本、緑豆もやし*1 1袋、鶏がらスープ 1L、ヤンニンジャン*2 30g、
醤油 20㏄、酒 20㏄、薬味スパイス(にんにく、輪切り唐辛子、ごま、ごま油 適宜)
*1緑豆もやし:野菜もさっと火を通して食べたいので、できるだけ細いものを。
*2ヤンニンジャン:メーカーにより味が異なるので、調整して下さい。
- 薬味スパイスを作る。フライパンに材料をすべて入れ、弱火にかける。にんにくが、かりっとなる
まで、揚げ焼きし、油を切る。
- 鍋に鶏がらスープを入れ火にかける。沸騰したら、ヤンニンジャン、醤油、酒で味を調える。薬味
スパイスを加える。器に野菜と豚ももしゃぶしゃぶ肉をもりつける。
- 野菜と肉をスープにくぐらせ、スープと一緒に食べる。
低アレルギーメニュー
焼きドーナツ
焼きドーナツ(卵・乳・麦・そ・落不使用)
アレルギー対応のお菓子が最近では、様々なところで手に入るようになりました。
しかし、素朴なものが多いことは確かです。
アレルギーを持つ小さな子が、“チョコとか、白いのとかがのってるドーナツ食べたいの”と言っているのを聞き、作ってみました。
お店で、目を輝かせ、うれしそうに、かわいいドーナツを口にほおばるアレルギっ子の姿を見たいものです。
<焼きドーナツ>
出来上がり生地は、かなりゆるめです。表面に焼き色が強めに付く程度に焼き上げた方が、表面がかりっと、中はふんわりもっちりのドーナツになります。
型やオーブンにより異なりますので、温度、時間は調整して下さい。
(材料:できあがり約8ヶ)…絹豆腐 50g、豆乳 80㏄、なたね油 15㏄、メープルシロップ 20㏄、
製菓用米粉 50g、アーモンドプードル 40g、かぼちゃパウダー 10g、ベーキングパウダー 3g
- ボールに豆腐を入れ、ホイッパーで攪拌する。なたね油を加え、更になめらかになるように混ぜる。
豆乳、メープルシロップを更に加える。
- 粉類を合わせ、①に加え、ゴムベラでさっくりと合わせる。大きめの口の絞り袋に入れ、ドーナツ型に
絞り入れ、180~200℃のオーブンで25~30分焼く。
<デコレーション>
- 粉糖に水を少しずつ入れ、よくすり混ぜ、スプーンからゆっくり、たらりと流れるくらいにする(すぐにゆるくなりすぎるので注意)。小さな絞り袋にいれ、ドーナツに絞る。
- 製菓用チョコレート(乳不使用)は、湯銭で溶かす。甘さを調整し、ドーナツをチョコレートにコーティングする。
- ココア(純なもの)は粉糖で甘さを調整する。ビニールの袋にココアを入れ、ドーナツも加えて、まぶす。
粉糖も同様にする。