このコーナーは消費者の高まる健康志向のなか、飲食店で提供する「体が喜ぶ健康的なメニュー」にスポットをあて、
ダイエット、アンチエイジング、アレルギー対策・美肌効果・骨粗しょう症対策、冷え性対策など様々なテーマでのメニューを毎月お届けします。是非、元気になるお店創りにお役立てください。
おせち料理で健康に
おせち料理で健康に。
ラム肉の身体温まる薬膳雑煮 199.3kcal 塩分2.06g
1番寒い時期に入ります。身体にいいとされるおせち料理を更に健康に。
身体の芯まで温まるお雑煮を作りました。
ラムしゃぶしゃぶ肉は、臭みも少なく、牛肉や豚、鶏と並んで普通にスーパーで見かけるようになりました。とても身体を温めてくれる、冬に最適の食材です。
生姜やにんにく、唐辛子を加えて更に効果倍増。みかんの皮も香りがよいので、気のめぐりをよくするとともに、身体を温めてくれる効果もあります。
免疫力を高めてくれるビタミンCたっぷりのれんこんや春菊とともに。
<ラム肉の身体温まる薬膳雑煮>
ラム肉はアクがよく出るので、沸騰させるまでに完全にとることが澄んだ吸地のコツ。
(材料4人前)…ラム肉 40g、春菊(茹でたもの) 30g、れんこん 30g、焼きもち(小) 1ヶ、醤油 10cc、
酒 30cc、塩 適宜、生姜 1/4かけ、にんにく 1/4かけ、鷹の爪(タネをとったもの)
1/2本昆布だし 250cc、クコの実 適宜、みかんの皮(せん切り) 適宜、黒酢 お好みで
- 昆布だしに、スライスした生姜、にんにくと鷹の爪、クコの実、5mm厚さのいちょう切りにしたれんこんを加え、弱火にかける。
- れんこんに火が通ったら、酒とラム肉を加える。一度沸騰させ、よくアクをとる。醤油、塩で味を調える。
- 器に盛り付け、春菊をのせ、みかんの皮を飾る。お好みで黒酢をたらす。
添えるなら…。追加するなら…。
<ゆり根玄米ごはん いくらのせ> 253.6kcal
お正月にしか見ない方も多いゆり根をごはんに。ほくほくとした食感でおすすめです。お正月らしくいくらを添えて。
(材料)…玄米 50g、ゆり根 1/6ヶ、塩 少々、いくら醤油漬け 適宜
- 玄米は研いで12時間水に浸水しておく。ゆり根はほぐし、汚れている部分をのぞいておく。
- ①の玄米と水を70~80cc計り、塩を加え、玄米炊きで炊く。炊き上がり15分前にゆり根を加える。
- 器に盛り付け、いくらをのせる。
<きんかんと黒豆のなます> 70.1kcal
かぶに、甘い香りのきんかんと炒っ香ばしい黒豆を加え、はちみつの甘酢でなますにしました。
(材料)…かぶ 小1ヶ、きんかん 1/2ヶ、黒豆 5粒、酢 30cc、はちみつ 15cc、塩 適宜
- かぶは適当に切り、3%の塩水につける。きんかんは、スライスし、タネをとる。黒豆は軽くはじけるまで弱火で炒っておく。
- 酢、水30cc、はちみつをよく混ぜて甘酢を作る。
- かぶの水気をよく絞り、きんかん、黒豆とともに、②の甘酢で漬ける。
低アレルギー・マクロビメニュー
(卵・乳・麦・落・そば・えび・かに不使用)
卵なし しっとりとした伊達巻
卵なし しっとりとした伊達巻 (卵・乳・麦・落・そば・えび・かに不使用)
魚のすり身をたっぷりと使い、しっとりとした伊達巻に仕上げました。
かぼちゃの甘みが広がり、お子さまには人気ですが、かぼちゃの甘みが嫌な場合は、くちなしで色をつけると、もっと大人味に仕上がります。その場合は、かぼちゃを抜かして、昆布だしをくちなしで色付けしてから、加えます。
(材料1本分)…白身魚 200g、かぼちゃ(蒸して裏ごししたもの) 50g、大和芋(すりおろしたもの) 大2、
昆布だし 50㏄、水溶きくず粉 大2、はちみつまたはメープルシロップ 大2、塩 少々、
菜種油 大1
- 白身魚は、皮と骨をとり、塩少々を加え、フードプロセッサーですり身状にする。かぼちゃ、大和芋を加え、更にかけ、なめらかになったら、はちみつ、菜種油、昆布だしを加え、最後に水溶き片栗粉を加える。
- 型に流し込み、200℃のオーブンで20~30分、焼き色が付き、中に火が通るまで焼く。巻きすで巻き、冷めるまで、そのままにしておく。完全に冷めてから、切る。