このコーナーは消費者の高まる健康志向のなか、飲食店で提供する「体が喜ぶ健康的なメニュー」にスポットをあて、
ダイエット、アンチエイジング、アレルギー対策・美肌効果・骨粗しょう症対策、冷え性対策など様々なテーマでのメニューを毎月お届けします。是非、元気になるお店創りにお役立てください。
夏バテで食欲が落ちている方に
夏バテで食欲が落ちている方に。
冷た~い夏のさっぱり茶漬け 378.6kcal 塩分2.25g
猛暑が続いていますね。ついつい冷たい麺などに走りがちで、夏バテぎみになっていませんか。
さらさらっと食べられるお茶漬けで、しっかりと、ビタミンB群をとりましょう。
普段では、塩分過多となりがちな梅干しも、この猛暑では、必要な食材。疲れをとってくれるクエン酸もたっぷりです。
緑茶は、身体の熱もとってくれますので、食べた後もさっぱり。
<冷た~い夏のさっぱり茶漬け>
身体を冷やす食材ばかりでは、冷やしすぎてしまうのでご注意を。クーラーなどで冷え性気味の方は、温かいお茶、あるいは、お出汁をかけて。
(材料)…豚肉(脂身の少ないもの) 20g、焼き鮭 20g、ぜんまい 30g、ピーマン 1ヶ、しいたけ 2ヶ、
もやし40g、玉ねぎ 40g、梅干し 1ヶ、玄米ごはん 150g、ごま油 5cc~、塩 少々、酒 適宜、
醤油 適宜、緑茶(冷たいもの) 適宜
- フライパンにごま油を熱し、適当な大きさに切った豚肉を炒め、取り出しておく。同じフライパンで、細切りにしたピーマンを炒め、また、取り出す。スライスした玉ねぎ、もやしも、同様に順に炒め、取り出しておく。ごま油が足りないようであれば、途中で少し足す。
- ①のフライパンにぜんまいを入れ、炒めたら、酒、しょう油を少々振り入れ、汁気がなくなるまで炒める。
- しいたけは、酒と塩をまぜたものにくぐらせ、網で焼く。焼きあがったら、スライスする。
- 茶わんに、玄米ごはんをよそい、①②③の具とほぐした焼き鮭を並べ、真ん中に梅干しをのせる。冷たく冷やし緑茶を添える。味がうすいようであれば、しょう油を少々たらして食べる。
添えるなら…。追加するなら…。
<ゴーヤとみょうがの梅醤油>72.3kcal
ゴーヤは、身体の熱をとってくれ、水分も調整してくれます。青臭さをとるためにさっと湯に通しますが、苦みはそのままで。ほんのり梅の風味がする飲める濃さの加減酢がゴーヤとみょうがをさわやかに食べやすく仕上げてくれます。
(材料)…ゴーヤ 50g、みょうが 1ヶ、削り節 適宜、加減酢(かつおだし 40cc、梅醤油* 5cc、酢 5cc、
みりん 2.5cc、鰹節 少々)、塩 少々
*梅醤油:青梅を漬け込んだ醤油。なければ、梅干しの種を醤油に漬け込んだものでも。
- ゴーヤは、ごく薄くせん切りにし、塩を入れた沸騰した湯にさっとくぐらせ、氷水に落とす。みょうがは、芯をとり、斜めにスライスし、氷水に落とす。
- 加減酢の材料をすべて鍋に入れ、火にかけ、沸騰直前に火を止めて漉し、冷やしておく。
- ①のゴーヤとみょうがの水をよく切り、和えて、器に盛り付ける。削り節を盛り、そっと②を注ぐ。
<枝豆の冷たい茶わん蒸し> 92.7kcal
枝豆をピューレにし、茶わん蒸しを作ります。冷たく冷やしてどうぞ。今回は、ピューレに生クリームを加え、上には銀あんをかけ、うにを。濃厚な茶わん蒸しに仕上げました。
(材料)…枝豆(塩ゆでし、薄皮までむいたもの) 30g、卵 30g、だし 80cc、生クリーム 40cc、
みりん 少々、塩 少々、銀あん* 30cc、うに 3g
*銀あん:だし、みりん、薄口醤油を10:1:1で合わせ、水溶きくず粉でとろみをつけたもの
- 枝豆とだしをミキサーにかけ、ピューレ状にする。卵、生クリーム、みりん、塩を合わせ、一度漉す。
- 器に注ぎ、湯気が立っている蒸し器で、強火で2分、弱火で10分、火を止めて10分そのまま置いておく。蒸し器から取り出し、粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす。
- ②に冷やした銀あんをかけ、うにを飾る。
低アレルギー・マクロビメニュー
(卵・乳・麦・落・そば・えび・かに不使用)
究極のトマトシャーベット
究極のトマトシャーベット
(卵・乳・麦・落・そば・えび・かに不使用)
フルーツトマトを使ってシャーベットを作りました。
皮はもちろん、種もとり、漉してからシャーベットにすることで、さらりとした口どけのシャーベットに。
野菜とは思えないコクと甘さ。ココナッツミルクをたらしてどうぞ。
(材料2~3人前)…フルーツトマト 3ヶ、プチトマト 4ヶ、はちみつ 大1、ココナッツミルク(粉) 10g、
はちみつ 小1、豆乳または湯 20cc(豆乳の場合は、大豆使用に)
- フルーツトマトとプチトマトは皮を湯むきする。半分に切って中の種をきれいに取り除く。
- はちみつとともにミキサーにかけ、一度裏ごしする。バットなどに流し入れ、冷凍庫で冷やし固める。
- ココナッツミルクは、温めた豆乳あるいは湯で溶き、はちみつを加え、よく混ぜ合わせ、冷やしておく。
- ②が固まった、フードプロセッサーにかけ、スプーンなどをつかって、器に盛り付ける。③のココナッツミルクをかける。