白焼きあなごセロリごはんとカラフルランチ 576kcal
免疫力アップや、アンチエイジングにつながる食事はレインボーカラーがそろっていること、とよく言われています。
レインボーカラーを揃える意味は、栄養を満遍なく、ということなのですが、せっかく、あざやかな野菜の色が揃いやすいこの季節、レインボーカラーの惣菜ランチはいかがでしょうか。
食欲がないときは、まずは見た目から。ちょこちょこと一口ずつ、ということも、食欲アップのポイントです。また、だるさや水分のとりすぎによるむくみなどを解消するビタミンやカリウムもたっぷりです。
メインは、夏バテ予防の穴子ご飯。土用の丑の日などには、うなぎでもいいですね。
白焼きあなごごはんとカラフルランチ 576kcal 塩分2.91g
<白焼きあなごとセロリごはん 黒(茶)>
茶は“おいしそう”な色といわれています。さっぱりと食べられるように、穴子は白焼きにし、たっぷりのセロリをはさみます。甘辛いタレをかけて、玄米ごはんで食感よく。
(材料)…玄米ごはん 100g、あなご(白焼き4~5cmに切る) 50g、セロリ(せん切り) 20g、三つ葉 適宜、醤油 10㏄、酒 10㏄、みりん 10㏄、粉山椒 適宜
- 玄米ごはんに、白焼きした穴子*とセロリを交互に盛り付ける。
- 合わせたタレを少々煮詰め、①にかけ、三つ葉を飾り、粉山椒をふる。
- *白焼きした、冷めてしまった穴子を使用する場合は、フライパンに皮を下にして並べ、酒(分量外)を振って温める。
<赤ピーマンのバーニャカウダ風>
赤は、1番食欲を刺激してくれる色です。今回は、シャキシャキとしたフレッシュな食感と、野菜の甘さを感じて頂きたく、あえてそのまま生で提供しました。
(材料)…赤ピーマン(3mm幅にスライス) 15g、バーニャカウダソース風* 3㏄
*バーニャカウダソースは、にんにくとアンチョビ、オリーブオイルをミキサーにかけたもの。牛乳を足しても。
- 器にバーニャカウダ風ソースをたらし、赤ピーマンを盛りつける。
<とうもろこしのかき揚げ>
黄色は、食欲をそそる色。テーブルを華やかにしてくれます。衣は薄くつけこと、少な目の油で揚げ焼きすることがカロリーダウンのコツ。
(材料)…とうもろこし 20g、薄力粉 10㏄、水10㏄、塩 適宜、揚げ油
- とうもろこしは、そいで実をはずす。粉をまぶし水を加えて混ぜる。
- フライパンにタネが半分隠れるくらいの油を温め、①落とし、揚げ焼きする。
- よく油を切り、器に盛り付け、塩をふる。
<枝豆とさしみこんにゃくの白和え>
白は、その他の色を引き立てる役割をします。食感を楽しむために、枝豆とこんにゃくを和えました。
白和えは、和え衣を楽しむ料理。たっぷりまぶしてください。
(材料)…枝豆(茹でて皮をむいたもの) 10g、刺身こんにゃく(枝豆の大きさにそろえて切る) 5g、白和え(豆腐30g、ゴマペースト 5g、砂糖3g、薄口しょうゆ 少々、生クリーム 3㏄)
- 豆腐は、よく水切りをし、白和えの材料をすべて、すり鉢でまぜあわせる。
- 枝豆、刺身こんにゃくと①を和えて器に盛りつける。
<きゅうりの花椒甘酢>
緑は、美しさをひきたてる色、さわやかさを感じさせる色。きゅうりは食感をよくするためと、内側の爽快な色をだすために、皮をむきます。花椒の香りと刺激がポイントです。
(材料)…きゅうり(皮をむいてせん切り)20g、酢 5㏄、砂糖 2g、塩 少々、花椒 3粒、サラダ油 3㏄
- せん切りにしたきゅうりに、酢、砂糖、塩を混ぜる。
- フライパンで、花椒とサラダ油を火にかけ、香りが出たら①にかけて和え、器に盛り付ける。
<ビーツとベーコンの煮物>
紫には、癒しの効果があります。ボルシチくらいしか、あまりお目にかからないビーツを今回は使用してみました。紫は、他に、紫キャベツや紫玉ねぎ、プルーンなどで表します。
(材料)…ビーツ 20g、ベーコン 4g、コンソメスープ 適宜、粒マスタード 適宜
- ビーツは皮をむき、下茹でする。柔らかくなったら、水にさらす。
- コンソメスープに①とベーコンを加え、30分以上煮込む。器に盛り付け、粒マスタードをのせる。
<チーズケーキ 初恋の味>
青は、一般に、青魚でとります。今回は、色にこだわり、ブルーベリーを使用しました。カルピスは初恋の味と言われましたよね?チーズケーキはカルピスを使用して、作ったので初恋の味?(笑)
(材料)…クリームチーズ(室温においておく)*10g、カルピス 3㏄、卵黄 5g、板ゼラチン 0.3g、
水 9㏄、ブルーベリー 5粒、キウイ(ブルーベリーの大きさに合わせて切る) 10g
*クリームチーズを室温においておかないと、口当たりが悪くなります。
- 板ゼラチンは、水(分量外)でふやかしておく。水(9㏄)を温め、火を消してから、ゼラチンを加え、溶かす。
- クリームチーズとカルピス、卵黄をミキサーなどでよくまぜる。
- ②を少量①に加え、よく混ぜたものをまた②に戻し、よく混ぜ合わせる。冷蔵庫で、冷やし固める。
- 器に、③を盛り付け、ブルーベリーと、キウイを飾る。
オレンジゼリーとグレープフルーツ寒天(卵・乳・麦・そ・落不使用)
夏は、冷たいゼリーが人気です。
そしてまた、子供は、なぜか、フルーツの器に入っていたり、フルーツの形をしていたりするデザートが好きですよね。
それぞれ器を使用して、オレンジは、とろっとふるふるしたやわらかい食感で、果実がごろごろ入っているゼリーに、グレープフルーツは、さわやかなしゃりっとさくっとした食感の寒天をつくってみました。
寒天を使用すると、ゼラチンにアレルギーを持っているお子さんもOKです。
<オレンジゼリー>
ふた側についているオレンジの果実は、食べるときに絞ると、更にジューシーなゼリーになります。
(材料)…オレンジ 1ヶ半、砂糖 20g、板ゼラチン 2g、レモン汁 少々
- 板ゼラチンは、水でふやかしておく。
- 1ヶのオレンジのふたの部分をカットし、皮の形をくずさないよう中身をくりぬく。皮は、器として使用するので、きれいにしておく。薄皮を取り除き、ミキサーにかける(90㏄の果汁が取れない場合は、水または、オレンジジュースを加える)。残りの半分のオレンジは、果実をきれいに取り出しておく。
- 板ゼラチンの3倍の水と砂糖を火にかける。沸騰直前、砂糖が溶けたら火を消して、ゼラチンを加え、よく溶かす。
- ②に③を加え、レモン汁を加える。氷水にあてながら、冷やし、少しとろみがついてきたら、②の用意した器に、ゼリーを注ぎ、②のきれいに取り出した果実を浮かべ、冷蔵庫で冷やし固める。
<グレープフルーツ寒天>
グレープフルーツは、ジューサーなどで絞ると苦味がでるので、布巾を使って、手で絞るようにします。
(材料3人分)…グレープフルーツ 1ヶ、粉寒天 3g、砂糖 70g
- グレープフルーツは、半分にカットし、皮の形をくずさないよう中身をくりぬきます。皮は、器として使用するので、きれいにし、安定させるためにプリン型の上などにおいておきます。
- ①で取り出した果実を布巾で包み、手でできるだけ多く果汁をしぼります。300㏄に足りない分の水、またはグレープフルーツジュースを用意します。
- ②の水と寒天を鍋に入れ火にかけ、沸騰してから1~2分、そのまま火にかけ、よく煮溶かします。溶けたら、砂糖を加え、火を止めます。
- ③の荒熱がとれたら、②を加え、①の器に、いっぱいになるよう(盛り上がるくらい)、注ぎ、冷蔵庫で冷やし固めます。3つにカットし、器に盛り付けます。