このコーナーは消費者の高まる健康志向のなか、飲食店で提供する「体が喜ぶ健康的なメニュー」にスポットをあて、
ダイエット、アンチエイジング、アレルギー対策・美肌効果・骨粗しょう症対策、冷え性対策など様々なテーマでのメニューを毎月お届けします。是非、元気になるお店創りにお役立てください。
鮭しゃぶ鍋 鮭だんご入り
鮭しゃぶ鍋 鮭だんご入り (351.6kcal 塩分4.3g)
今年の鍋は、ちょい贅沢が流行っているそうで。
サーモンのしゃぶしゃぶはいかがですか?梅干しと昆布でダシをとり、お好みで梅をつぶしながらお召し上がりください。
葉物が高い今年は、きのこたっぷり。葉物はちょっと苦みのある春菊で。少量でも存在感があり、更にビタミンも豊富で一石二鳥。
締めは、なんといっても、鮭いくら雑炊。1人前締めまで食べても、351kcal。これなら、少しお酒を飲んでも、想定内。しかも、鮭は、ナイアシンたっぷり、アルコールを分解するので、次の日もすっきり。
今年一押しの鍋です。
<鮭しゃぶ鍋>
まずは、春菊と長ネギとともにサーモンをしゃぶしゃぶで。スープと梅干し、お好みでポン酢、もみじおろしもどうぞ。鮭だんごは小さめに、つみれのように鍋に落として。鮭とれんこんの食感を残すために、半分はすりつぶして、半分はたたいて加えるのがポイント。
(材料2人前)…サーモン(薄切り) 80g、春菊 100g、長ネギ 1本、しいたけ 2ヶ、しめじ 40g、
えのき 40g、くずきり 40g、わかめ 20g、鮭だんご(生鮭 60g、レンコン 60g、
卵黄 5g、酒 20cc、昆布ダシ 20cc、水溶き片栗粉 30cc、おろししょうが 少々、
塩 少々)、焼鮭 20g、ごはん 50g、いくら 10g、みつば 適宜、昆布 1枚、
梅干し 2ヶ、ポン酢 適宜、もみじおろし 適宜。
- 鮭だんごをつくる。生鮭は、皮と骨を取り除く。生鮭の半分、レンコンの半分、おろししょうが、塩をミキサーにかける。更に、卵黄、酒、昆布ダシを柔らかさを見ながら加えミキサーにかける。残りの生鮭、レンコンは包丁でたたき、水溶き片栗粉とともに加えて軽く混ぜる。器に入れて冷蔵庫で休ませる。
- 春菊は、茎をとり、長ネギは斜めスライス。きのこは適当な大きさに切る。くずきりは、表示よりも短めにゆで、わかめは、塩をぬいて、適当な大きさに切る。すべて、器に盛り付ける。
- 水と昆布、梅干しを鍋に入れて火にかけ、①②とともに提供する。締めは、ごはんを加えて、少しやわらかめ、お粥のように煮込み、焼鮭を加えて、器に盛り付け、いくら、みつばをのせる。梅干しをここで一緒に食べても。
低アレルギーメニュー(卵・乳・麦・落・そば・えび・かに不使用)
酵素たっぷり α-リノレン酸オイルの野菜ドレッシング
酵素たっぷり α-リノレン酸オイルの野菜ドレッシング
(卵・乳・麦・落・そば・えび・かに不使用)
アレルギーにもよくないと言われるリノール酸オイル。逆に、アレルギーによいとされるα-リノレン酸オイル。アレルギーではない方も、リノール酸は取りすぎに注意、また、α-リノレン酸は、とりたい油です。
今回は、α-リノレン酸が多く含まれた、エゴマ、しそ、フラックスシードなどのオイルを使用し、酵素たっぷりのドレッシングをつくってみました。
サラダだけではく、肉や魚にかけても。野菜がなかなかとりづらい外食も、これがあれば、ママも安心。
他の野菜やフルーツをつかっても、おいしくできます。
南国フルーツは酵素たっぷりですが、アレルギーも多いのでお気を付けください。
(材料 約300cc)…にんじん 1/2本、キウイ 2ヶ、玉ねぎ 1/2ヶ、にんにく 1かけ、
アンチョビペースト 15cc、酢 15cc、はちみつ 適宜、
フラックスシードオイル(他、α-リノレン酸が多いオイルでも) 150cc~
*はちみつは、野菜、フルーツの甘みを見ながら加えてください。
- フラックスシードオイルとつぶしたにんにく、スライスした玉ねぎを弱火にかけ、野菜にゆっくりと火を通す。
- にんじん、キウイ、アンチョビペースト、酢、粗熱をとった①をミキサーにかけ、はちみつを加える。