このコーナーは消費者の高まる健康志向のなか、飲食店で提供する「体が喜ぶ健康的なメニュー」にスポットをあて、
ダイエット、アンチエイジング、アレルギー対策・美肌効果・骨粗しょう症対策、冷え性対策など様々なテーマでのメニューを毎月お届けします。是非、元気になるお店創りにお役立てください。
疲れた身体にやさしい 秋のイタリアンランチ 524kcal
疲れた身体にやさしい 秋のイタリアンランチ 524kcal
夏の疲れがたまっていたり、急に寒くなったりと、体調を崩しやすいこの季節。やさしい味のリゾットで、胃腸から元気にしましょう。食欲のないときでも、香辛料や香味野菜、すだちが食欲を刺激します。
旬の素材を使って、秋らしいイタリアンのランチに仕上げました。
疲れた身体にやさしい 秋のイタリアンランチ 524kcal 塩分2.76g
<豆乳リゾット>
胃腸が疲れているときは、おかゆが1番。しかし、ランチにおかゆはちょっとさびしい気もします。そこで、豆乳でリゾットはいかがですか。加えたしょうがの絞り汁と上にふりかけたすだちの皮が、食欲をそそります。お好みで、バルサミコ酢をかけて。
(材料)…米50g、玉ねぎ(みじん切り)20g、豆腐50g、豆乳150㏄~、ブイヨン150㏄、バター5g、
しょうが(おろし汁) 少々、すだち(皮をすりおろしたもの) 少々、塩 少々、バルサミコ酢 適宜
- 鍋にバターと玉ねぎを入れ火にかける。玉ねぎに透明感がでたら、米を加える。米にも透明感がでてきたら、熱いブイヨンを加え、アルデンテよりも更にちょっとかためになるまで煮る。
- 豆腐と豆乳を加え、豆腐を崩しながら、アルデンテに仕上げ、しょうがのおろし汁を加え、塩で味を調える。
- 器に盛り付け、すだちの皮をおろしたものを振りかける。
<しいたけとタコのグリル>
きゅうりは水分調整をしてくれ、むくみをとってくれます。たこときゅうりはとても相性のよい食材。これからがおいしくなるしいたけも、さっとグリルして、シンプルに素材のおいしさを堪能して。
(材料)…たこ(スライス)30g、しいたけ(スライス)20g、きゅうり(スライス)20g、葉物野菜(ロケット菜) 適宜、すだち 1/4ヶ、しょうゆ、オリーブオイル、わさび、塩、酒 少々
- たこは、熱したグリルで片面のみ、さっと焼く。しいたけは、酒と塩を合わせたものにさっとくぐらせてから、グリルでさっと焼く。
- 皿に、きゅうりをひき、①のたことしいたけ、葉物野菜を盛り付ける。わさびをしょうゆで溶き、オリーブオイルと合わせかけ、すだちを添える
<豚ヒレ肉とまいたけとさつまいものソテー>
夏のだるさを解消するには、なんといってもビタミンB1たっぷりの豚肉がおすすめ。ビタミンCや食物繊維が豊富な秋らしい食材とともに、濃厚なソースで、どうぞ。さつまいもには、ブルーチーズを添えて。チーズの乳酸菌が免疫力をたかめます。
(材料)…豚ヒレ肉(2cmの厚さに切る)60g、さつまいも(1cmの厚さの輪切り)20g、まいたけ10g、
ブルーチーズ5g、バター5g、バルサミコ酢 10㏄、醤油 5㏄
- フライパンにバターを溶かし、豚ヒレ肉とさつまいもを加え、中火で両面に焼き色をつける。まいたけも加え、弱火にし、中まで火を通し、器に盛りつける。
- ①フライパンに、バルサミコ酢としょうゆを加え、煮詰めてソースにし、①にかける。さつまいもにブルーチーズをのせる
低アレルギーメニュー
粒あんの入ったスィートポテト
粒あんの入ったスィートポテト(卵・乳・麦・そ・落不使用)
さつまいものおいしい季節となりました。
さっぱりした生地で仕上げたスィートポテトと粒あんの相性は抜群。
一口サイズでかわいらしく仕上げました。ごまやシナモン、粉糖などで飾ってどうぞ
<粒あんの入ったスィートポテト>
搾り出す生地はなめらかに仕上げるために裏ごしをします。食感を出すために、粒あんとかるくつぶしたさつまいもを下にひいて。
さつまいもは、皮つきのまま蒸すと、ほっくりと甘く仕上がります。
(材料:できあがり5ヶ)…さつまいも 100g、あんこ25g、メープルシロップ 15㏄、なたね油 15㏄
- さつまいもは、蒸して熱いうちに皮をむき、マッシャーで軽くつぶす。
- ①のさつまいもの1/4ほどを残し、残りにメープルシロップとなたね油を加えよく混ぜ、裏ごしする。生地が固いようであれば、水または豆乳で少しのばす。
- 耐熱性の紙カップに、②の残りの軽くつぶしたさつまいもと粒あんを入れ、上から②の生地を絞り袋に入れて搾り出す。
- 200℃のオーブンで焼き色がつくまで焼く。ごまやシナモンは焼く前に、粉糖は焼いた後に振りかける